有馬記念

今日は有馬記念ですね。
有馬記念といえば、普段は競馬はしないという人でも、「有馬記念だけは(馬券を)買う」という話をよく聞きます。
その要因の一端には、テンポイント・トウショウボーイ・グリーングラスで決した1977年の名勝負、トウカイテイオー涙の復活1993年。
最近では2006年のディープインパクト、2013年のオルフェーヴルがこのレースで有終の美を飾っています。

あなたの“有馬記念”はどれですか?

僕はもちろん、1990年のオグリキャップです。

公営・笠松競馬から中央競馬へ移籍し、一つの時代を作った名馬オグリキャップ。
あまりの強さに“怪物”と呼ばれたオグリキャップが、天皇賞(秋)6着、ジャパンカップ11着。
スポーツ新聞は連日、オグリの不調を伝える記事が並びました。
そんな中、オグリの最後を託された当時21歳の武豊騎手は言いました。

「けた外れの実績のある馬。その馬の最後のレースに騎乗できることは騎手冥利に尽きます。胸を張って挑みたいと思います」

静かに語るその言葉の中に、「お前らは忘れても、俺はオグリの強さを忘れちゃいない」そんな想いが感じられました。

そして、オグリキャップは日本中の競馬ファンが見守る中、見事引退の花道を飾りました。
この日のオグリキャップは、人の人生を変えるほどの強烈なインパクトを与えてくれました。
かくいう僕も、あの日オグリキャップが負けていたら、きっと今ここにいなかったと思います。

今日、中山競馬場で現役最後のレースを迎えるゴールドシップ。
正直、前走のレースを見た限りでは、なかなか復活は難しいと思いますし、僕は彼にはさほどの思い入れはありません。
しかし、最後に手綱を取るのが内田博幸騎手ということなら、話は別です。
事実上主戦(その馬の専属騎手)を降ろされたウチパクさんに、男になってもらいたいし、そのチャンスをくれた陣営にも感謝します。

競馬というのは馬の肉体と、騎手の技術だけで勝敗が決するわけではありません。
今日の有馬記念で、ゴールドシップがそれを証明してくれるでしょう…。

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