先週の競馬

まずは日曜日の福島第9Rで、サニーデイズに騎乗した藤田菜七子騎手が、JRAデビュー51戦目で初勝利を挙げました。

昨日(12日)も金沢で2勝2着2回と良い仕事をしているし、彼女は単なるアイドルジョッキーではないと思います。

ただ、あの素直に感情を表に出すところが、見る人の心を惹きつけるのではないでしょうか。

卓球の愛ちゃんとか、フィギュアの真央ちゃんとか、徳光の和夫ちゃんとか、涙も笑顔も素敵です。

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そして、阪神競馬場ではクラシック第一弾『桜花賞(牝G1)』が行われました。

“満開”といきませんでしたが、この日まで我慢してくれた桜たちが、3歳牝馬の熱き戦いに彩りを添えてくれました。

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ジュエラーとシンハライトのゴール前、いやぁ興奮しましたねぇ。

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僕はシンハライトが残ったように見えましたが、写真判定の結果“ハナ”の差でジュエラーに軍配が上がりました。

ハナ差で決まるレースはちょいちょいありますが、あそこまで際どい勝負はなかなかないですね。

幼稚園の運動会だったら、「同着」と言うことにしてもらえるんでしょうが、JRAはハナの皮の厚みまで測りますからね。

それにしても、ミルコ・デムーロ騎手の喜びようったらなかったですね。

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ジュエラーの背中で「ギャオーッ!」って、「うるせえよ」と思いましたが、よっぽど嬉しかったんでしょう(笑)。

デムーロ騎手にとっての桜花賞というと、2013年にレッドオーヴァルで臨みアユサンとの一騎打ちで差し返された悔しい経験があり、しかもアユサンの鞍上は弟のクリスチャン・デムーロ騎手でしたからね。

あの「ギャオーッ!」には「見たかクリスチャン!」と言う意味が込められていたのかも知れませんね。

一方、圧倒的1番人気に支持されたメジャーエンブレムですが、パドックでは相変わらず惚れ惚れする馬体を披露してくれました。

ただ、レースが近づいて来ても、一向にテンションが上がってくる様子がなく、これを「落ち着いていて良い」と評価する人もいるし、そう言う見方もできる場合はあると思います。

でも、3歳の春の時点で、レースが近づいて来てもテンションが上がらない状態は「落ち着いていて良い」と言うより、「気持ちが乗っていない」と言う見方もできます。

スタートもいつもよりも遅かったし、直後にルメール騎手が押しても反応せず5番手からの競馬になってしまいました。

あの騎乗を見て、「ルメール騎手が控えてあのポジションを取った」と判断する人もいるかと思いますが、僕の目には「(もっと前のポジションに)行きたいけど(馬がその気にならずに)行けなかったので、次にやるべきこととして、あのポジションで折り合いをつけて脚を溜めることに努めた」ように見えました。

F1レースならポジションが一番大事だろうし、アクセルを踏めば加速し、ブレーキを踏めば減速します。

しかも、同じ力加減ならば、いつでも同じように動きますが、馬はそうはいきません。

騎乗者が一番大事にしなければいけないのは、騎乗馬との呼吸が合うように折り合いを付けることだと、僕は考えています。

まぁ、4着という結果はこの馬の本来の実力を表すものではなく、関係者も、ルメール騎手も、馬券を外した人も悔しい思いをしたことと思いますが、一番悔しかったのは彼女自身です。

次(多分『オークス(牝G1)』になるでしょう)は、これまでの小手先だけのスピードではなく、メジャーエンブレムの本当の強さを見せてくれるはずです。

期待しましょう。

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