先週の競馬

先週の藤田菜七子騎手は、土曜日は新潟の2R(未勝利ダート1800)でキッドに騎乗し後方のまま12着。前走はスタート直後からポツンと置かれた最後方からのレースでしたが、今回はこれまでの4戦の中で一番いいスタートが切れ、どうにか馬群について行けました。

6R(500万ダート1800)のウェイアップハイは、前走は14着と大敗していましたが、今回は初勝利を挙げたコースということもあり5番人気に支持されました。

この馬もあまりスタートが上手ではないのですが、今回はバッチリ決めてスッと2番手に付け、最後までしっかり走って5着。

負けはしましたが、今回のような競馬ができれば2勝目もそう遠くはないでしょう。

日曜日は東京で4鞍に騎乗し、1R(未勝利芝1800)はパトリヨティスムでいつも通り出遅れての競馬で8着。

3R(新馬ダ1600)はセイフォックスで煽り気味のスタートながら怯まず中団につけ、直線に向いたときは掲示板(5着以内)もあるかも、と思いましたがそこから伸びませんでしたねぇ。全兄のマサノジェットが、昨年の10月に東京ダート1400でデビュー勝ちしていたので、ほんのり期待していましたが弟は殿(16着)負けでした。

6R(500万ダート1400)は2戦連続2着のサンタナブルーで、今回も好位集団の直後から直線で抜け出しを図りましたが、先に抜けたストロボフラッシュ、後ろから来たメイスンスパートに交わされ3着。少し闘争心に欠けるところがあるのかも知れませんね。でも、こういう馬を頭に持って来られたら大きな自信になると思うので、是非とも藤田騎手に勝利に導いてもらいたいです。

12R(1000万芝1600)のタカラジェニファは、好スタートから他馬に行かせて単騎2番手という理想的な競馬でしたが、直線バテて9着でした。この馬は平坦のスプリント向きで、東京のマイルはちょっとタフ過ぎた印象です。

土曜日の東京メイン『富士ステークス(G3芝1600)』はスローペースの3番手の内を追走したヤングマンパワーが直線抜け出し3連勝。この馬は頭が高いので、どうも走っている姿が見栄えしないのですが、戸崎騎手とのコンビでは3戦3勝。重賞もアーリントンC、関屋記念に続いて3勝目。しかも今回は、斤量差こそはあれど、G1実績のあるイスラボニータを完封しての勝利だけに、今後に向けて大きな収穫のある一戦になりましたね。

20161022-00000125-sph-000-4-view

2着のイスラボニータは相変わらず勝ち味に遅い印象ですが、それでもしっかり上位には食い込みますからさすがですね。

一方、圧倒的な1番人気に支持されながら9着に敗れてしまったロードクエストですが、前半600m36・3秒のスローペースで道中最後方ではさすがに苦しかったと思います。ただ、これは各馬がロードクエストの追い込みを警戒するがゆえに生じたスローペースなので、陣営には気の毒なレースになってしまいました。強い馬が集まるレースならこういう事にはならないので、マイルチャンピオンシップでの巻き返しに期待したいですね。

そして、日曜日は京都競馬場で『菊花賞(3歳G1芝3000)』が行われ、1番人気のサトノダイヤモンドが最後の一冠を手にしました(手はありませんが…)。この馬がきさらぎ賞を勝ったときには、「これは、この馬に三つ(皐月賞、ダービー、菊花賞)全部持っていかれるかなぁ…。皐月賞だけはリオンディーズが死守するかなぁ…」なんて思いましたが、皐月賞はディーマジェスティ、マカヒキに先着を許し3着、ダービーもマカヒキに競り負けて2着。それでも、能力的に一枚上なのは疑う余地なく、今回も不安は折り合いだけでしたが、そこはサトノエトワールがしっかりとレースを流してくれました。着差は2馬身半ですが、圧勝と言っていい内容だったと思います。

20161023-00000198-sph-000-2-view

2着には11番人気のレインボーラインということで、正直レース中はどこに居るのか分かりませんでした。もちろん、アーリントンC1着、NHKマイルC3着、札幌記念3着の実績がありますから、通用しても不思議はないのですが、この距離であそこまでの脚が使えるとは思いませんでした。

皐月賞馬ディーマジェスティは、横からの映像だといい感じでサトノダイヤモンドをマークしているように見えましたが、パトロールフィルムを見るとかなり窮屈な競馬を強いられていましたね。それでも、最後までしっかり脚を伸ばしての4着、立派です。

そして、皐月賞、ダービー、菊花賞、さらには朝日杯FSで僕が個人的に応援していたエアスピネルは3着でした。稽古の動きが良かったので、「掛かるだろうなぁ…」と思っていましたが、想像以上に掛かってくれました(笑)。まぁ、ジョッキーはたまったもんじゃないと思いますが、やっぱりこの馬はこうでないと。今後も折り合い面が課題にはなると思いますが、あれだけ掛かって3着ですから、距離の融通は利くと思うので、春は安田記念、秋は天皇賞を最大目標に、宝塚記念、ジャパンカップあたりも視野に入れたローテーションで活躍してくれることを祈っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です