先週の競馬

先週の藤田菜七子騎手は、土曜日は東京で6鞍、日曜日は福島で7鞍に騎乗しました。

まずは土曜日、1R(未勝利ダート1300m)でサダコチャンを13番人気ながら4着に持ってきました。

前走は五分のスタートから好位集団に取りついたものの、直線に向いた時にはすでに脚をなくしていましたが、今回はスタートのタイミング合わず後方から。

ジワジワと加速していき、直線も脚色鈍ることなく入着を果たしました。

2R(未勝利ダート1600m)のオレンジポピーは好スタートから好位に付けるも、追走するのが精一杯という感じでした。

それでも、直線最内にもぐり込み見せ場は作りました。

結果は12着も、スタートで立ち遅れることの多い藤田騎手が、スタートを決められたのはよかったですね。

3R(未勝利芝2000m)のブラックオニキスは後方のまま殿(14着)負け。

4R(未勝利芝1400m)はルックアットミーに騎乗し、ポンとハナに立ったかと思ったら隣の馬でした(笑)。

ルックアットミーは最後方からレースを進め、4コーナー手前から進出を開始していきましたが、「勝機あり」という思いが強すぎたのか、直線走路に向いたときに前の馬に躓いてしまい藤田騎手は大きくバランスを崩してしまいました。

何とか落馬は免れたものの10着。

気を取り直して臨んだ7R(500万ダート1400m)は、藤田騎手にとって勝利に最も近いお手馬サンタナブルー。

道中はいつも通り中団を追走し、直線もいつも通りグングン伸びてきて、最後もいつもわずかに(アタマ差)足りずに2着。

勝ったマイネルエスパスに騎乗していた柴田大知騎手は、2年前にサンタナブルーが初勝利を挙げたときのジョッキーでした。

8R(500万ダート1600m)のトラストレイカは後方から直線内を突いて見せ場を作り、馬自身も最後までバテずにしっかり走っています。

距離はもう少し短い方がいいかも知れません。

日曜日はまず2R(未勝利芝1800m)に登場し、パトリヨティスムで8着。

前々走後に去勢手術が施され、いくらかは良くなっていますが、上位争いできるようになるのはもう少し先かも知れません。

3R(未勝利ダート1700m)のウェイアップハイは、前走は先行して粘る形で5着でしたが、今回は4番手の外で脚を溜めて直線で差す競馬を試みるも、意外と伸びず5着でした。

前走の敗戦を踏まえての作戦だったのであろうと思いますが、福島は

直線が短いし、ペースも遅かったので、今回はもう少し積極的に行った方が良かったかも知れませんね。

まぁ、いずれにせよ、次は馬券圏内でしょう。

5R(新馬ダート1700m)のネイチャーセブンは、道中は中団追走も、800mを過ぎた辺りで手応えがなくなり、大きく置かれた殿(15着)負けとなってしまいました。

6R(500万ダート1150m)はヴェイルドスケールで6着。

前走は好位に取り付き直線伸びきれず8着でしたが、今回は意図的に前半抑え、3~4コーナーからまくって行こうという感じでした。

柴山騎手で好走したときもこういう乗り方でしたので、瞬発力よりもコーナーワークを利用しつつ、長くいい脚を使う競馬が合っていると思います。

この馬も次は馬券圏内に入ってくるんじゃないでしょうか。

7R(500万芝1200m)スミレタンポポも過去2戦よりも終いを生かす競馬を心がけ、直線いい脚で伸びて8着。

こういう競馬ができれば、展開一つで上位争いも可能かも知れませんね。

8R(500万芝2000m)のウインシンフォニアは、藤田騎手にしては珍しくスタートから気合いを付けて2番手に行きましたが、直線に向く前に手応えをなくし11着。

恐らく指示通りに乗った結果だと思います。

9R(500万ダート1700m)のネイチャーポイントもいつもよりも前、3番手の外に付けて行きました。

勝負所の手応えはもう一つに見えましたが、直線ではしっかり伸びて来ました。

結果は4着でしたが、際どい2着争いの一角を演じました。

もっとジックリ行った方がいいのかどうかは何とも言えませんが、今回のような競馬ができたのは収穫ですね。

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東京メイン『京王杯2歳ステークス(2歳G2芝1400)』は、前半やや掛かり気味になりましたが、前に馬を置いて折り合いを付けたモンドキャンノが、直線外から伸びて先に抜けたレーヌミノルをゴール前捉えました。

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血統的には1200mの方が良さそうですが、1600mまでは我慢はできる可能性はあると思います。

1番人気に推されたレーヌミノルも、スタート直後は少しエキサイトしましたが、浜中騎手の制御に素直に反応しました。

結果は2着でしたが、内容的には凄くよかったと思います。

ダイイチターミナルは他馬と接触して、リズムよくレースを運ぶことができませんでしたし、直線の坂も堪えたかも知れません(8着)。

京都のメイン『KBS京都賞ファンタジーステークス(2歳牝G3芝1400)』はミスエルテが圧倒的1番人気に応えて“圧勝”と言って良いでしょう。

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スタートで少し遅れましたが、最内枠で引っ掛かるのを嫌って、わざとタイミングをずらしたのかと思いましたが、鞍上の川田騎手の話だとそうじゃなかったみたいですね。

後方からディアドラ(3着)、クインズサリナ(4着)も同じく33・6秒で上がって来ているのですが、ミスエルテだけ一頭違って見えました。

2着には12番人気のショーウェイを松若騎手が逃げ残しました。

日曜日の東京メイン『アルゼンチン共和国杯(G2芝2500m)』は、4カ月振りのシュヴァルグランが前半やや行きたがる素振りを見せていましたが、鞍上の福永騎手が巧く流れに乗せて快勝。

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この馬は左回りは今回が初めてだったわけですが、左回りの方が合っているのだと思います。

直線で手前替えてからのフットワークがこれまでよりも迫力あるように見えました。

次はジャパンカップを予定しているとのことで、相手はずっと強くなりますが、この馬も上積みが見込まれますので、結構やれるのではないかと思います。

そして、ヴォルシェーブが後方から直線で一旦2番手に上がり、日米のプロ野で活躍された佐々木主浩オーナーのワンツーフィニッシュかと思われましたが、ゴール寸前でアルバートがアタマ差抜け出し2着。

この馬は元々、東京コースは得意だし、次はもっと良くなるはずなので注目ですね。

惜しくも3着のヴォルシェーブですが、昇級戦でこれだけやれれば十分でしょう。

1番人気に推されたモンドインテロは4着でしたが、やや内枠が災いしましたかね。

ちなみに、鞍上のルメール騎手は前日から10レース連続連対、同日7連勝中でした。

京都メイン『みやこステークス(G3ダート1800m)』は道中、好位集団の後ろで併走していたアポロケンタッキーとグレンツェントが1、2着。

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グレンツェントが馬込みで身動きできなくなっているスキに、アポロケンタッキーが4コーナーのまくりを成功させました。

勝った松若騎手は会心、負けた川田騎手には悔しい一戦になったのではないでしょうか。

松若風馬、彼は来年、リーディングの上位に食い込んできますね。

また、前年の覇者ロワジャルダンも7番人気の低評価ながら、直線鋭く伸びて3着に頑張りました。

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