エンデュランス
今日、用事があって十勝の方に行って来たのですが、道中、不可解な場所にパトカーが駐まっていました。
「何かあったのかなぁ?」と思って近づくと、“交通誘導車”と書いてありました。
道路沿いの河原を馬が走っていました。
あっ、“人を乗せて”ですよ。
この光景を見たとき、僕はすぐにピンと来ました。
鹿追町のライディングパークを発着地とする、エンデュランスという乗馬競技が行われているのだということが。
なぜピンと来たかというと、15年くらい前でしょうか、僕もこの大会に参加させて頂いていたからです。
エンデュランスというのは、馬のマラソン競技みたいなもので、最短距離は20kmで、最長距離は160kmとなります。
確か当時のルールでは、20kmで完走すると、次に40kmにエントリーができて、それらを完走するたびに、60km、80km、120km、160kmと距離を延ばしていけるというものだったように記憶しています。
ですから、僕は20kmに参加させて頂き、完走することはできたのですが、正直なかみは殆ど覚えていません。
ただ、戻ってきて遊馬のオーナーに発した一言はハッキリ覚えています。
「もういいわ」
…でした(笑)。
何と言いますか、僕は“テヴィスカップの日本版”みたいなものを想像していたのですが、ちょっと違ったかなぁ…。
それに、この競技を続けようと思ったら、トレーニングのために要する時間が長すぎます。
営業しながらでは、とてもできないと思い、「もういいわ」になりました。
しかし、見知らぬコースを経験するのは、遊馬の馬たちにとって営業面でもプラスになるのでは?という感想も伝えました。
20kmくらいなら、大したトレーニングを積まなくても完走できるはずなので、精神的に不安定な二頭、ミミとジロ吉で、金井くんと塩沢さんが翌年に参加しましたが、あまり効果はありませんでした(笑)。
ちなみにミミはネネのお母さん、ジロ吉はネネのお兄ちゃんです。
あっ、そういえば、このときミミのお腹にはネネが入っていたんじゃないかなぁ…。
そう考えると、効果はあったのか…。