菜七子マジック
先日、川崎競馬場で一足早くデビューを果たした藤田菜七子騎手が、本日(3月5日)中山2RのネイチャーポイントでJRA初騎乗しました。
心配したスタートは、少し伸び上がるような格好でしたが大したロスにはならず、中団で馬の気持ちを切らさないように乗っている印象でした。
本来は、道中はリラックスして走らせる方が良いとされるのですが、この馬の場合、道中でリラックスするとそのままエンジンが掛からなくなる危険性のあるタイプだと思いますので、その辺を考慮した乗り方だったのではないでしょうか。
それにしても、最後の直線での伸びは正直驚きました。
馬の力を考えたら、なだれ込む格好で5着くらいにもって来られれば騎手としてグッジョブなんですが、2着ですからねぇ。
まぁ、3番人気の2着ですから、数字の上では順当なのですが、この馬、前走は10番人気で10着でしたからね。
藤田騎手の腕として認めていいのではないでしょうか。
僕の印象では、前で競馬をして残すよりも、後ろから差してくる競馬が合いますね。
明日は中山2Rホシノブーケ、12Rスワンボートの二頭に騎乗予定となっており、武豊騎手、横山典騎手、デムーロ騎手らと同じレースに乗ることに。
二頭とも上位争いできる可能性は相当少ないですが、菜七子マジックに期待しましょう。