馬名で読み解く『マイルチャンピオンシップ(GⅠ)』
明日、京都競馬場で『マイルチャンピオンシップ(GⅠ芝1600m)』が行われます。
今年で第33回目を迎える本競走。
これまでの32回の勝馬で、最も馬名に使われている数が多い文字は、“ー”です。
第1回から、ニホンピロウィナ“ー”に始まり、タカラスチ“ー”ル、ニッポ“ー”テイオ“ー”、サッカボ“ー”イと続き、最近3年もト“ー”センラ“ー”、ダノンシャ“ー”ク、モ“ー”リスと、過去32回のうち20回登場します。
今年はイスラボニータ、ウインプリメーラ、サンライズメジャー、スノードラゴン、ダコール、ダノンシャーク、テイエムタイホーが該当します。
以降は“ン”が17回、“イ”が16回、“タ”と“ト”が15回、“シ”が14回と続きます。
逆に、未だに勝馬が出ていないのは、“ケ”、“ソ”、“ヌ”、“マ”、“ミ”、“レ”の6文字で、該当するのはクラ“レ”ント、“マ”ジックタイム、“ミ”ッキーアイル、ヤング“マ”ンパワーの4頭です。
これら、過去の勝馬に使用されてきた文字の回数の合計を、馬名数で割った数値を、“第33回マイルチャンピオンシップ勝馬候補ポイント”としてみましょう。
わかります?
つまり、“ダ(タ)”は15回、“コ”は1回、“ー”は20回、“ル”は8回なので、“ダコール”は合計回数44回。
馬名数は4なので、4で割ると11になります。
この数字が11以上になるのは、ダノンシャークの11・8のみ。
あとは、イスラボニータ10・7、テイエムタイホー10・5、ロードクエスト10・4と続きます。
また、過去の勝馬の馬名数でいうと、4文字が1回、5文字が1回、6文字が5回、7文字が12回、8文字が8回、9文字が5回となっていますから、馬名数は7文字が良さそうですね。
これに該当するのは、イスラボニータ、サトノアラジン、スノードラゴン、ダノンシャーク、ネオリアリズム、マジックタイム、ミッキーアイル、ロードクエストの8頭です。
ポイント、馬名数ともにトップのダノンシャークに、同じくともに2位のイスラボニータが一歩リードという感じですね。
これに、テイエムタイホー、ロードクエスト、ダコールあたりを押さえておけば万全でしょう。
ここで悪い話です。
去年の勝馬モーリスは、初めてマイルチャンピオンシップを勝った“モ”のつく馬で、しかも4文字馬名の勝利も初めてでした…。