TAKE OFF
秋のG1シリーズの中休みということで、今週は土曜日は2歳重賞2鞍、日曜日は古馬重賞2鞍が用意されています。
僕が注目しているのは、土曜日の東京メイン『京王杯2歳ステークス(2歳G2)』に出走予定のダイイチターミナルです。
“第1ターミナル”ですよ。
もう、この響きだけでワクワクしませんか?
何年か前から駐車場が有料になってしまったのですが、無料だった頃、用事がなくてもよく旭川空港にお邪魔しました。
そこから発つ人、そこに着く人、それを見送る人、出迎える人、きっといろいろな物語があるのだと思います。
空港には、人々の悲喜こもごものエネルギーが満ちているような気がして、好きなんですよねぇ…。
鞍上の嘉藤貴行騎手は2000年にデビューを果たし、19勝を挙げたものの、その後は勝ち星を伸ばすことはできず、2010年には年間1勝という憂き目を見ました。
それでも、腐ることなく数少ない騎乗依頼に真摯に応えてきた結果、13年振りに勝利数を二桁に乗せました。
しかし、未だ重賞勝ちのタイトルはありません。
レースが行われる11月5日は嘉藤騎手の35歳の誕生日。
ダイイチターミナルとともに、輝く未来へ飛び立ってもらいたいです。